通分とは?分母のそろえ方をやさしく解説

通分(つうぶん)とは何か、分母のそろえ方を小学生・保護者向けにやさしく解説。最小公倍数を使った手順と、通分し忘れを防ぐコツを例題つきで紹介します。

通分(つうぶん)は、分母がちがう分数を、共通の分母にそろえることです。分数のたし算・ひき算では、この通分がカギになります。この記事では、なぜ通分が必要なのか、どうやってそろえるのかを、例題つきで見ていきます。

なぜ通分が必要なの?

分数は「1を何等分したうちのいくつ分か」を表します。分母がちがうと、1つ分の大きさがちがうので、そのまま足したり引いたりできません。1/4 と 1/6 は、切り分けた1切れの大きさがちがうケーキのようなものです。

そこで、分母を同じ数にそろえてから計算します。分母がそろえば、同じ大きさの目もりで数えられるようになります。

分母のそろえ方(手順)

まず2つの分母の最小公倍数(両方に共通する倍数のうち最小のもの)を見つけます。これが共通の分母になります。次に、それぞれの分数を、分母がその数になるように、分子と分母に同じ数をかけます。

例として 1/4 と 1/6 をそろえてみましょう。4 と 6 の最小公倍数は 12 です。1/4 は上下に3をかけて 3/12、1/6 は上下に2をかけて 2/12。これで分母が12にそろいました。たし算なら 3/12 + 2/12 = 5/12 です。

つまずきやすいところ

よくある間違いは、分子と分母にかける数をそろえないことです。分母を3倍にしたら、分子も同じく3倍にします。片方だけにかけると、分数の大きさが変わってしまいます。

もう1つは、通分せずに分母どうしをそのまま足してしまう間違いです。1/4 + 1/6 を 2/10 のようにしてはいけません。まず分母をそろえてから、分子どうしを計算します。

つながる単元・ツール

通分で使う最小公倍数は、最大公約数・最小公倍数ツールで確かめられます。分数計算ツールを使えば、通分の途中式も表示されるので、自分のやり方の確認にぴったりです。

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