分数のかけ算・わり算のやり方
分数のかけ算・わり算のやり方を、通分不要の理由や逆数の考え方とあわせてやさしく解説。約分のタイミングや、つまずきやすい点も例題つきで紹介します。
分数のかけ算・わり算は、たし算・ひき算とちがって通分がいりません。ルールを覚えれば、むしろたし算より簡単です。この記事では、やり方と約分のコツ、つまずきやすい点を見ていきます。
かけ算のやり方
分数のかけ算は、分子どうし・分母どうしをそのままかけます。通分は必要ありません。たとえば 2/3 × 3/5 は、分子 2×3=6、分母 3×5=15 で 6/15。約分して 2/5 になります。
計算の前に、ななめや上下で約分できるところを先に約分しておくと、数が小さくなって計算が楽になります。
わり算のやり方(逆数)
分数のわり算は、割る数(うしろの分数)の分子と分母を入れかえた「逆数(ぎゃくすう)」をかけ算します。つまり ÷ を、ひっくり返して × に直します。
たとえば 2/3 ÷ 4/9 は、4/9 の逆数 9/4 をかけて 2/3 × 9/4 = 18/12。約分して 3/2(=1 1/2)になります。「わり算はひっくり返してかける」と覚えましょう。
つまずきやすいところ
よくある間違いは、かけ算なのに通分してしまうことです。かけ算・わり算では通分はいりません。もう1つは、わり算でうしろの分数ではなく前の分数をひっくり返してしまう間違いです。ひっくり返すのは「割る数(うしろ)」だけです。
また、答えを約分し忘れると不正解になることがあります。計算の最後に、これ以上簡単にできないか必ず確認しましょう。
つながる単元・ツール
分数計算ツールなら、かけ算・わり算の答えと約分の途中式を確かめられます。まず自分で解いてから、答え合わせに使ってみてください。約分には最大公約数・最小公倍数ツールも役立ちます。